最近になって世間に認知され始めてきた、リアルタイムでライブ配信を行うライバーというお仕事。
24時間いつでも好きな時間に家で行なえるので、家事・育児に忙しい子持ちの主婦のライバーも増えています。
ライバーは完全出来高制なので、実際はどれくらい稼げるのか気になる人も多いですよね。
そこで今回はライバーのお給料や、実際に子持ち主婦のライバーはどのくらいら稼いでいるのかを調査してみました♪
ライバーのお給料は月にどれくらい?
ライブ配信で得られる報酬はアプリや配信時間によって異なりますが、トップライバーになると月収は30~100万円に昇り、中には月収1000万円に到達する人も。
トップライバー以外では、月に5~10万円くらいの収入を得る人も最近では増えてきました。
お小遣い稼ぎにもなれば、頑張り次第でサラリーマン以上の収入を得るのも夢ではないお仕事です。
ライブ配信の報酬システムってどうなってるの?
ライバー収入の基本はリスナーによる投げ銭です。
現在様々なライブ配信アプリがありますが、各アプリ内に独自の通貨が存在し、課金をする事でアプリ内通貨に変換できます。
リスナーはアプリ内通貨で電子ギフトを購入し、応援しているライバーに投げ銭するという流れです。
ライバーの収入はリスナーからどれくらい投げ銭されたのかで決まります。
イベントによる賞金は報酬に上乗せ
各ライブ配信アプリでは、毎月色々なイベントが随時開催されています。
より多くポイント(投げ銭)を得た人がイベント上位にランクイン。
イベントによって特典は様々ですが、賞金やボーナスポイントが発生するイベントの場合は報酬に上乗せされます。
時給が発生するライブ配信アプリや事務所もアリ
基本的にライバーの収入源はリスナーからの投げ銭ですが、アプリによっては配信した分時給が生じる所もあります。
配信時に一切投げ銭がなかったとしても、報酬がゼロというわけではないのが嬉しいところです。
時給が発生しない配信アプリでも、所属する事務所によって時給を保証している所もあります。
ライブ配信事務所はSNSのDMを通じて直接スカウトされる場合もありますが、自分で応募してもOK。
現在はたくさんの事務所が存在するので、時給が欲しい人は応募するまえに、直接事務所に問い合わせをしてみるといいでしょう。
報酬は銀行口座振り込み!
ライブ配信で稼いだ報酬を受け取るには、振込先の銀行口座を登録する必要があります。
公式ライバーの人は契約時に振込先も一緒に登録するため、自動的に報酬が銀行口座に振り込まれることになります。
しかし公式でない一般ライバーの場合は自分で銀行口座を登録し、報酬振り込みの手続きをしなくてはいけません。
アプリによっては手続きをせずにいると、翌月には報酬がゼロになってしまうこともあるので気をつけましょう。
人気配信アプリの報酬・還元率をチェック!
ライバーの収入はアプリや契約ごとに異なります。
人気のあるライブ配信アプリ別に、報酬の還元率をチェックしてみましょう。
17LIVE
17LIVEに時給制度は無く、報酬はリスナーからの投げ銭が主体で、得た投げ銭の一部がライバーに入る仕組みです。
17LIVEは認証(公式)ライバー、非認証(非公式)ライバーが存在し、認証か非認証かによって報酬の受け取り額が変わります。
認証ライバーの還元率は35~50%とされ、受け取った投げ銭額によってボーナスがプラスされる仕組みです。
非認証ライバーの還元率は35%程で、ボーナスはありません。
17LIVEはもっとも投げ銭文化が浸透しているプラットフォームであるため、頑張り次第で月収数十万~数百万も狙えます。
トップライバーの平均月収は120万円に昇り、中には年収が数千万のライバーも♪
BIGOLIVE(ビゴライブ)
ビゴライブの報酬還元率は現在非公表となっているようですが、還元率は獲得したポイントから20%と言われています。
ビゴライブには公式ライバー、非公式ライバーが存在し、公式ライバーになれればライバーランクに応じて時給も発生。
※ライバーランクは獲得するビーンズ(ビゴライブ内通貨)が1万ビーンズを越えてからつく仕組みになっています。
配信するほど時給が発生するわけでなく、上限額も定められている他、配信時間のノルマもあります。
1番下のFランクでは時給1,500円、月の上限額は45,000円で配信ノルマが月10時間以上です。
ランクが上がるほど時給は上がっていき、もっともランクが高いSSクラスになると報酬上限はなくなります。1ビーンズが1円、5万ビーンズを貰うごとに報酬もアップする仕組みで、トップライバーになると月収が数千万に昇るようです。
Pococha(ポコチャ)
ポコチャの報酬は投げ銭に加えて時給が可算される仕組みになっています。
時給はライバーランクによって変わり、一番下のEランクで30円。最も高いSランクでは時給が3,000~5,500円です。
時給は配信するほど発生するわけでなく、月75時間までと上限が定められています。
貰ったギフトからライバーが得られる報酬の還元率は非公表となっていますが、リスナーの視聴時間やコメント数など、配信の盛り上がり度合いによって算出されるようです。
トップライバーになると月収100万ほどで、他の配信アプリに比べると控えめですが、最近登場したアプリであるためライバルが少なく、初めての人でも稼ぎやすいです。
21LIVE
21LIVEは2021年7月にオープンしたばかりのライブ配信サイト。
Web上で展開されるプラットフォームですが、現在アプリ化への準備が進んでいます。
通常の報酬還元率は35%です。
2022年1月現在では、アプリ化に向けて報酬還元率が70%になるイベントが開催されているため、非常に稼ぎやすいサイトとなっています。
また日払いにも対応しており、急に支払いが必要となった場合にも即時対応できます。
子持ち主婦ライバーはどれくらい稼いでいる?
頑張り次第で稼げるライブ配信のお仕事ですが、子育てや家事で忙しい主婦は実際どれくらい稼げるのか気になりますよね。
以下に子持ち主婦ライバーの収入事情を集めてみました。
ミクさん(月収7万円)
私は8歳の息子がいるわたし。普段はパートもしていますが、生活の合間にライブ配信をしてライバー収入を得ています。
配信の内容は雑談。リスナーさんと普通のお話をする感覚で喋ってます。男性女性問わずいろんな人が遊びにきてくれるので楽しいですよ。
ライバーの収入はリスナーさんからどれくらいの投げ銭をしてもらったかで決まるので、毎月決まった収入が入るワケではありませんが、平均すると月に7万円くらい。
多い時は20万近く貰ったこともあります。
ライブ配信は自分の都合に合わせて、基本的に楽しみながらできるので続けていくつもりです。
ユカさん(月収20万円)
4歳と2歳の娘がいる二児のママです。子どもは日中保育園ですが、私はお昼にパートへ出たり用事をこなしたりと忙しいので、配信は子どもたちが寝た後、夜22時から始めています。配信の頻度は基本的に毎日行うようにしていますが、家族旅行や行事がある時は休んだりもします。
私の配信は雑談がメインです。時には下手なりに歌を披露してみたりイベントに参加したりと精力的に活動しています。
月収は20万円くらい。頑張りが伝わるとリスナーさんも投げ銭をしてくれますよ。
お昼のパート代を合わせると、主婦にしてはそこそこ稼ぐ方なのではないかと思っています(笑)
カナコさん(月収40万)
3歳と1歳になる子どもがいて、まだまだ手がかかりますが旦那の協力を得ながらライバーをしています。
もともとピアノが得意だったので、特技を活かした配信が私のウリです。
配信を始めて1年くらいですが、常連のリスナーさんも多く月収は40万程あります。
配信時間は21時や22時の時間帯で、2~3時間くらいやってます。
ライバー収入が大きいのでパートなどはしていません。
まとめ|子持ち主婦でも稼ぐ人は稼いでいる!
ライバーの収入は基本的にリスナーからの投げ銭であり、完全出来高制なので本当に収入が得られるのか心配な人も多いでしょう。
しかしライブ配信は投げ銭の文化が根付いている世界であるため、頑張り次第で稼ぐ事ができますし、アプリや事務所によっては時給も可算される所もあるので比較的収入を得やすい傾向にあります。
家事や育児に忙しい子持ち主婦でも、空き時間を利用してライバー業をする人も最近は増えてきていて、毎日配信や特技を活かした配信で大きく稼ぐ人も珍しくありません。
何より無料で始められるので、興味があるなら挑戦してみてもいいのではないでしょうか。