面接に受かりたい!子持ち主婦がパート先を決めるためのポイントとは

主婦の面接
小さい子どもがいると働けるも限られてきますし、希望に合う求人を見つけるのは大変ですよね。
また好条件の求人が見つかり面接を受けたとしても、なかなか採用まで辿り着かないことも多いのではないでしょうか?

仕事が決まらず不安を抱えているママは必見!
この記事では、面接を受ける上で役立つポイントを分かりやすくご紹介していきます。

「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、自信を持って自分をアピールしましょう♪

子持ち女性の面接、ココに注意!

面接時に気をつけたいこと

ママを雇う側が気にかかることといえば、幼い子どもを持つ女性が勤務シフト通りに出勤できるかどうかです。
育児に理解がある企業も多いものの、安定して出勤できる人を採用したいと考えるのは必然的。
そのため面接時には勤務時間に関していくつか質問されます。

自身なさげな態度で受け答えされると、雇う側も不安になってしまいますよね。
また面接当日の服装・メイクも第一印象を決める要素です。

定番の質疑応答例と、好まれる服装・メイクについてチェックしてみましょう!

面接でかならず聞かれる!定番の質問に対する回答は?

面接では、ママだからこそ聞かれることがあります。
基本的な質問に対する回答例を見ていきましょう!

●可能な勤務時間を教えてください。
「平日の午前9時~午後3時の勤務を希望します。」
「幼稚園が16時までのため、子どもを迎える時間に間に合うよう勤務を希望します。」

勤務時間が明確であれば、雇う側もスムーズにシフトを組めます。
また週にどれくらい出勤できるかも伝えておくといいでしょう。

●残業はできますか?また勤務シフト以外での出勤をお願いした場合、対応可能ですか?
「主人に子どもを頼める日であれば、1時間程度の残業が可能です。」
「シフト外勤務もできるだけ協力したいと考えていますが、土日は子ども預けられる環境がないため、対応は難しそうです。」

積極的に働きたい姿勢を見せた方が印象は良くなります。
しかしできないことは理由をあわせてはっきり伝えておきましょう。
受かるために嘘をついて受け答えすると、採用後のトラブルにつながってしまいます。

●お子さんの預け先はありますか?また働くことにご家族の理解は得られていますか?
「子どもは平日幼稚園へ通っているので問題なく働けます。」
「主人や両親は幼稚園への送迎などもサポートしてくれると言ってくれていて、私が働くことに協力的です。」

家族の理解が得られず辞めてしまうのではないかと懸念されるので、家族も協力的であることを伝えましょう。

●お子さんが急病の際はどのように対処されますか?
「急病の場合は自宅近くの病児保育を利用して、欠勤がないよう努めます。」

とくに小さい子どもは感染症にかかりやすく、よく発熱などを起こします。
ただ、絶対に休まない保証はなくても、迷惑をかけない努力をする姿勢を見せましょう。

●長い期間離職されているようですが、不安はありませんか?
「子どもが小さい間は育児を優先していましたが、現在は社会復帰に向けて資格試験の勉強をしています。」

ブランクがデメリットとしてとられないよう、働くことに意欲的であるとアピールしましょう。
取得している資格、または持っているスキルを挙げるのもGOOD!

●短い期間で退職されているようですが、どうしてですか?
「託児所に預けて一度は働きに出ましたが、子どもが幼く体調を崩すことが多かったため、やむをえず退職し再度育児に専念しました。」
「現在は子どもが体調を崩すこともほとんどなくなったので、今後は御社で長く働きたいと考えています。」

履歴書には「一身上の都合で退社」と記載しても、その理由を求められることがあります。
すぐに辞めてしまうと思われないよう、前向きな姿勢をアピールしましょう。

●あなたの長所と短所を教えてください。
「長所は、真面目なことです。任された仕事に対して真摯に取り組み、行き詰まっても打開策を探して目標達成を目指します。」
「短所は、一つの作業に集中してしまいがちなところです。やり残しがないよう優先順位を決めることで作業効率化を心がけています。」

長所や短所は一般的な面接でもよく聞かれます。
仕事に関連付くようなものを挙げるのがベスト!
短所をどうカバーするかも伝えられるとより良い回答になります。

服装・メイク・挨拶で第一印象を決める!

面接は第一印象がとても大切です。
緊張でガチガチになってしまうかもしれませんが、できるだけ柔らかい笑顔とまっすぐな背筋を心がけましょう。

そしてメイクはナチュラルが基本!
最低限ファンデーション、アイブロウ、マスカラ、口紅(リップ)をしてください。
短い髪はヘアブラシで手入れをし、長ければまとめておきましょう。

爪は短く切り揃えるか、ネイルをしている場合はナチュラルなデザインにしておくことをおすすめします。
ネイルカラーも原色やパステルカラーは避け、ベーシックなものにしておきましょう。

服装ですが、業種によって気をつけるポイントが違うので、以下を参考にしてみてください。

事務職の場合
黒・紺・グレーのスーツ。ストッキングはベージュ。シワのない白のYシャツ。
スカートはひざ丈より短くないもの。黒のパンプス。

飲食・小売などのサービス業の場合
スーツでなくても可。接しやすい印象を与えられる淡いピンクやブルーのYシャツもOK
浮いた印象にならないよう下はグレーやベージュなどのベーシックカラーでまとめると◎

アパレル・美容業の場合
ブランドのテイストに合うメイク・服装を意識しつつシンプルにまとめる。
美容部員の場合はパンツスタイルのスーツが基本。

カジュアルな服装でいいと言われたとしても、決してTシャツやジーンズでは行かないように!
つい忘れがちなバッグや靴ですが、傷みや汚れがあるものは避けましょう。

子持ちをデメリットに感じさせない自己アピールとは

母であることをメリットにしよう

企業はママに対して、マイナスなイメージばかりを持っているわけではありません。
社会人としての基本的なマナーや、家事や育児の経験を活かした段取りの良さが身についていることに期待しています。

そのため面接時には、ママであるあなたが企業にどう貢献できるかをしっかりアピールすることが大切です。
自己アピールは履歴書にも記入しますが、詳しく聞かれたときに備えて回答例を参考にしてください♪

経験・実績×企業との相性が大切

過去の社会経験で養ったスキルはしっかりアピールしましょう!
またどのような実績を上げたのか、どう評価されたかを伝えることも忘れずに。

あなたのスキルや実績が業務内容にマッチしていれば、採用の可能性はグッと増します。
また未経験の職種であっても意欲を感じ取ってもらうことが大切です。

▼経験のある職種での面接の場合

例1)前職ではデータ入力や計算処理といった業務が多く、作業効率化を目指すためにMOSの資格を取得しました。
また子育てのため離職している間に、独学で簿記3級の資格を取りました。
ブランクはありますが、家計簿を作成するなどしてスキルを維持しています。

例2)カジュアルブランドのパート社員として3年間働きました。
お客様を対象に実施したアンケートでは多くの高評価をいただき、社内で表彰された経験があります。
現在でも子育てを通して多くの人と関わるため、より豊かなコミュニケーション能力が身につきました。

▼経験のない職種での面接の場合

例1)以前はカフェのホールスタッフとして働き、接客だけでなくアルバイトの育成にも関わりました。
状況を見て率先して行動する姿勢を心がけ、お客様だけでなく従業員への対応にも注力し、営業をサポートすることにやりがいを感じていました。
事務経験はありませんが、培った対応力やコミュニケーション能力を活かしてスキルアップを目指します。

例2)コールセンターに3年間務め、お客様への提案やトラブル対応を行なっていました。
電話越しではなくお客様と直接関われる接客業に興味を持ち、御社を希望しました。
育児が落ち着いたため、長く働きたいと考えています。

ママであることがアピールポイントになる?

ママという職業はありませんが、家事と育児を両立させるためのスキルは仕事でも活かせます。
子育て中のママだからこそアピールできる能力はたくさんあるんです!

・効率を考えて行動できる
たとえば子どもがお昼寝している間、掃除や洗濯、またはご飯の準備をしますよね。
時間を有効活用するよう心がけていることでしょう。
効率的な作業を身につけてる点は大きなアピールポイントになります。

・コミュニケーション能力が磨かれる
円滑に仕事を進めるためにも、周囲とコミュニケーションをとる能力は必要不可欠。
ママは保育士や保護者など、家族以外と関わる機会も増えるため、コミュニケーション能力が磨かれます。
誰とでも平等に接することができる人材はとても貴重です♪

・問題解決能力がある
子育ては一筋縄ではいきません。
子どもになにか問題が起きたとき、どう解決すればいいかを常に考えて実行します。
問題解決能力はどの仕事にも活かせるスキル。
冷静に対応できる姿勢は評価されること間違いなしです♪

コロナ禍の今!増えているオンライン面接

オンライン面接に備えよう

コロナ対策が呼びかけられているこのご時世、感染予防のためにオンライン面接を行なう企業が増えています。
子どもへの影響を考えるとオンラインの方が安心ですし、気持ちも楽ですよね。

もし気になる面接先がオンライン面接を行なっているなら、事前に準備を整えておく必要があります。
また普通の面接とは気をつけるポイントが異なるため、しっかり確認しておきましょう!

オンライン面接に必要なもの

オンライン面接で必要な機材・環境は以下の通り。

  • Webカメラ&マイクを内蔵したデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)
  • インターネット環境(Wifi、光回線など)
  • Web会議システムの導入(アプリのインストール)

ネット接続可能なスマートフォンがあれば基本的にOKですが、パソコンがあればなお良し!
企業側が面接用のWeb会議システムを指定してくる場合もあるため、対応できるよう準備しておきましょう。

画面越し面接ならではの注意点

オンラインでの面接、実際にはどんなことに注意すればいいのでしょうか?
服装は?場所は?オンラインならではのポイントって?
それぞれチェックしていきましょう。

服装 オンライン面接でも、対面式面接と同様の服装で面接を受けましょう。
上半身しか見えないからといって手を抜くことのないよう、身だしなみを整えておくことが大切です。
背景 背景はシンプルな壁やカーテンで、色は薄いとベストです。
本棚やタンス、趣味のグッズなどは生活感が出るので映らないよう、注意しましょう。
目線・話し方 目線はカメラに向かって同じ高さで、上半身が写るようカメラをセットしておきましょう。
ネット環境によっては音声が聞きとりづらくなるため、通常より大きめの声でハキハキと、間合いにも気をつけて話しましょう。
音・明るさ 自宅での面接の場合には可能な限り雑音が入らないよう、すべての機器の通知音をオフ、サイレントにしておきましょう。
顔の下に白い紙やハンカチを置くと、顔色が明るく映るのでおすすめです。
その他 電波や通信状態が不安定な環境では、面接が中断されてしまう可能性もあります。トラブル時にも落ち着いて対応できるよう、緊急連絡先を聞いておきましょう。
子どもがいる場合は、家族にみてもらうか預けるなど、面接に差し支えなよう工夫をしましょう。

これらの注意点を押さえておけば、初めてのオンライン面接も安心。
対面式の面接よりも緊張を感じにくいはずですよ♪

まとめ

子どもがいる・いないに関わらず、面接ではどうしても緊張するものです。
しかし自分の長所や能力をしっかりとアピールして、いい印象を与えることができれば、採用を掴み取るチャンスに繋がります!

ママであることを強みとして活かし、自信を持って面接に臨んでください。

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