全国各地に点在している携帯ショップは、スマホやタブレットなどを販売するお店です。
携帯を持っている人なら一度は訪れたことがありますよね♪
そんな携帯ショップで働く携帯販売員はサービス業のなかでも人気が高く、接客スキルを活かせる環境で働けます。
携帯販売員はこんな人にぴったり!
・スマホやタブレットを日常的に触っている
・接客業・サービス業の経験がある
・教えることが得意・好き
求人情報を目にして気になっている人に、携帯販売員の仕事内容についてご紹介していきます!
携帯販売員の基本的なお仕事内容
携帯ショップを利用したことがある人ならある程度予想はつくでしょうが、携帯販売員のお仕事はいろいろあります。
「販売員」とは呼ばれるものの、例えばプランの変更などにも対応してくれますよね。
ただ携帯販売員は店内の清掃なども行いますが、基本的には接客がメインです。
具体的な業務内容をご覧ください。
機種変更や新規購入などの手続き
携帯販売員のお仕事の大部分は、携帯電話の機種変更や料金プラン関連の手続きです。
お客様の注文や要望に合わせて対応する必要があります。
料金プランはどのキャリアでもたびたび変更されるため、つねに勉強が必要です。
また個人情報を取り扱うお仕事でもあるため、責任感が求められます。
携帯・スマホの使い方教室
若年層はとくに問題なく扱える携帯電話でも、いわゆるガラケーからスマホへ機種変更したばかりのお客様や、初めて携帯電話を購入したお客様には操作が難しいことがあります。
そこで役立つのが携帯販売員による使い方教室です。
どうすれば写真を撮影できるのか?
メールの送受信はどのボタンを押せばいいのか?
など、基本的な操作をレクチャーします。
使い方教室はどの店舗でも行われているわけではありませんが、スマホユーザーが増えている今ではかなり需要が高く、人員も求められています♪
在庫管理
店舗にある携帯電話・タブレット、またはWi-Fi機器などの在庫管理も携帯販売員のお仕事です。
事前に在庫数が分かっていなければスムーズにご案内できません。
人気機種や人気カラーなどは多めに発注するなど、状況をよく見て管理することが大切です。
また入荷予定日には予約のお客様に連絡することもあります。
携帯販売員の平均収入
携帯販売員の多くは正社員か派遣(契約)社員です。
家電量販店などではアルバイトも多く活躍しています。
配属先によってはキャンペーンスタッフなどを担当することもありますが、お給料はほかの職種と比べて平均よりもやや高めです。
雇用形態 | 時給 | 月収 | 年収 |
正社員 | - | 28万円 | 335万円 |
派遣社員 | 1,100円 | 17.6万円 | 211万円 |
パート・アルバイト | 1,000円 | 16万円 | 192万円 |
※月収や年収は1日8時間×月20日勤務の場合で算出しています
勤続年数や資格取得によって給与アップのチャンスがあります。
また社員であればボーナスも貰えますし、エリアマネージャーなどの役職に就くとさらに高収入が期待できます。
携帯販売員のメリット・デメリット
携帯ショップは身近で求人も見つかりやすいものの、応募する前に自分に向いているかどうか知っておきたいですよね。
メリットだけではなくデメリットにも目を通してみましょう!
メリット1:給料が安定している
生活に必要不可欠な存在となっている携帯電話を扱う携帯ショップは、サービス業のなかでも安定している職種だと言えます。
キャリアごとの価格競争もありますが、お客様が途絶える心配はありません。
不景気でお給料が減額されることもほぼなく、努力した分だけ評価される仕組みです。
メリット2:接客スキルを磨ける・活かせる
携帯ショップでの接客は基本的にマンツーマン。
一人のお客様に一人のスタッフが対応するシステムです。
契約内容なプランの説明など、分かりやすく伝えるスキルが求められます。
お客様に寄り添った提案が必要になるため、丁寧な接客が不可欠です。
過去に接客経験があれば十分に活かして働けますし、スキルアップにも繋がります。
メリット3:未経験者でも採用されやすい
携帯販売員は臨機応変に対応するというより、基本業務のマニュアルに沿って働きます。
そのため未経験者であっても携帯ショップで働くことは可能です。
知識ゼロのまま売り場に放り出されることはなく、きちんと研修期間を踏んでから働き始めるので、接客未経験の人でも採用されやすいのが魅力です♪
デメリット1:店舗で待遇が異なる
じつは携帯ショップはキャリア直営の店舗が少なく、ほとんどが代理店です。
店舗ごとに細かい規定が異なるため、交通費の支給額など待遇に差があります。
求人情報で待遇や福利厚生をしっかり確認しましょう。
デメリット2:土日や祝日に休みを取りづらい
土日や祝日には多くのお客様が来店するため、平日のみのシフトは組めないことがほとんどです。
また一度決まったシフトは変更が難しいため、予定通りに出勤する必要があります。
新しい機種や料金プランが発表されるタイミングは繁忙期。
来客数が多い店舗はとくに残業が発生しやすくなります。
デメリット3:覚えることがたくさんある
携帯販売員は携帯電話の機種に関する知識だけでなく、料金プランや割引サービスなど覚えることがたくさんあります。
またその内容は定期的に変動するため、そのたび覚え直さなければいけません。
間違った対応がクレームにつながることもあるので、お客様にしっかり説明できるよう日々勉強が必要です。
まとめ|コミュニケーション能力に自信がある人におすすめ
携帯販売員は覚えることが多かったりシフト調整が難しかったりと、デメリットも多いお仕事です。
しかし安定性に優れた職種であることに違いはありません。
評価されれば報酬額がアップするチャンスも多く与えられるため、努力型の人にぴったりです。
また携帯ショップを訪れるのは学生からシニアまで幅広い年齢層のお客様。
一人ひとりに満足してもらうには、高いコミュニケーション能力が必要になってきます。
人と接するのが好き・教えてあげることが好きな人は、携帯販売員を目指してみるのも悪くないでしょう。