飲食店は栄えている町中以外にも様々な地域に点在していて、自宅や学校から近いお店を探せます。
自分が通いやすい場所で働けることから、飲食業は学生やパート主婦、またはWワーカーにも人気です。
飲食業はこんな人にぴったり!
・人と接するのが好き
・座り仕事よりも立ち仕事の方が得意
・いずれ自分の飲食業店を持ちたい!
パート・アルバイトの募集も多く、接客経験がない人でも始めやすいお仕事です!
今回は飲食業の働き方、そしてメリットやデメリットについて詳しく紹介していきます♪
飲食業の基本的なお仕事内容
飲食業と一口に言っても、お店のジャンルはいろいろありますよね。
ファストフードやファミリーレストラン、カフェや居酒屋など多くのお店があります。
それぞれの飲食店で提供する料理やサービスは異なりますが、基本のお仕事内容は大きく分けて3つ。
どんな業務なのか詳しく見ていきましょう!
ホール
「飲食店のホール=接客」というイメージを抱く人は多いのではないでしょうか。
来店したお客様のご案内、料理の配膳、お会計などは基本的にホールスタッフが行ないます。
お客様と直接的に関わるため、お店のジャンルを問わずに丁寧な対応が求められるお仕事です。
また食べ終わった皿の片付け、テーブルセッティングなどもホールスタッフのお仕事。
店内の状況をよく見て、臨機応変に動くことが大切です。
キッチン(厨房)
キッチンでは調理がメインです。
レストランや専門料理店などであれば、注文が入って一から調理するお店がほとんど。
初心者の場合は調理補助としてキッチンに入り、食材の準備などから段階を踏んで調理を覚えていきます。
ファストフード店などでは加工された食品の仕上げを行ないます。
専門料理店に比べて難易度は低く、調理手順のマニュアルがあるため初心者向けです。
洗い場
洗い場スタッフはお皿や調理器具を洗うのがお仕事です。
キッチンスタッフが洗い場を担当するケースも多いのですが、回転率が高いお店は洗い場スタッフが単体で募集される傾向があります!
洗い物が溜まるとキッチンの稼働率は下がり、料理の提供スピードも左右されてしまいます。
食洗機が導入されていないお店では手洗いが必要になるため、丁寧さに加えて速さも求められる業務です。
宅配(デリバリー)
最近増えているのが宅配スタッフの求人!
デリバリーを利用する人が増えたことで、宅配スタッフの需要が高まっています。
宅配は基本的にバイク。
原付(原動機付自転車)の免許が必要です。
あるいは自動車免許が必要になることもあります。
宅配エリア内の土地勘がある人は活躍できること間違いなしです♪
飲食業の平均収入
飲食業の給与はほかの業種に比べるとやや低めです。
雇用形態 | 時給 | 月収 | 年収 |
正社員 | - | 30万円 | 360万円 |
契約社員 | - | 27万円 | 324万円 |
パート・アルバイト | 920円 | 14.7万円 | 176.4万円 |
※月収や年収は1日8時間×月20日勤務の場合で算出しています
お店のジャンルにもよりますが、パートやアルバイトの平均時給は最低賃金レベル。
しかし深夜帯や土日・祝日であれば時給がUPすることもあります。
店長・料理長や正社員になると事務業務なども加わり、年収はUPします。
またチェーン店であれば、エリアマネージャーや本社勤務というようなキャリアアップも可能です。
飲食業のメリット・デメリット
さまざまなジャンルに分かれる飲食業ですが、全体的なメリット・デメリットをまとめました。
飲食店で働きたいと考えている人はぜひ参考にしてください♪
メリット1:接客・調理スキルが身につく
ホールスタッフであれば接客スキル、キッチンスタッフであれば調理スキルが身につくのが飲食業の良いところ!
接客経験があればコミュニケーション能力が評価され、転職時にも役立ちます。
また調理スキルは普段の生活にも役立ちますよね♪
女性だけでなく男性も身につけておいて損はないでしょう。
メリット2:シフトの自由度が高い(パート・アルバイト)
飲食のパート・アルバイトは、シフトを調整しやすいと言えます。
平日の日中などは主婦パートがメインで入り、学校が終わった学生たちは夕方以降のシフトで出勤可能です。
時間帯によっては時給が高くなるため、効率的に稼ぎたい人や深夜帯で働きたい人にもぴったりですよ。
メリット3:独立の足がかりになる
「将来は自分の飲食店を持ちたい」という人は、飲食店での経験が役立ちます。
調理師免許は専門学校などに通って取得する方法がありますが、実務経験が2年以上ある人にも受験資格があります。
パート・アルバイトでも実務経験さえあれば免許取得を目指せるのです。
調理のノウハウとスキルを身につけていれば、独立の足がかりになります。
デメリット1:賃金が低い
飲食業の一番のデメリットとして挙がるのが収入面です。
人気の業種ではありますが、やはり平均時給・平均月収が低めなのはネック。
とはいえお店のジャンルや地域によって給与は変わるので、求人情報をよく比較してみることが大切です。
デメリット2:社員は拘束時間が長くなる
シフト制であるパート・アルバイトとは違い、社員になると拘束時間は長くなります。
土日や祝日は稼ぎ時なので休みが取りづらく、希望日に休めるという保証はありません。
拘束時間のわりに賃金が低いという声もありますが、良い職場を見つけるためにも求人情報をしっかりとチェックしましょう。
デメリット3:とにかく体力勝負
飲食業は体力勝負!
立ちっぱなしは当たり前で、料理の運搬から調理にいたるまでとにかく体力が必要です。
忙しい日ほど料理の提供スピードが落ち、それがクレームにつながることもあるため、常に効率を考え動く能力も求められます。
まとめ|パート・アルバイトを始めるには最適!
飲食業は初めてのパート・アルバイト、またはブランクを経て復職したい人にぴったりです。
平日の昼間しか出勤できない主婦や、学業の合間にバイトしたい学生など、自分の希望日時で働けるのは飲食業ならでは♪
また独立を考えている人にとっては一番の近道だと言えます。
豊富な求人があるので、興味がある人は自分の地域で探してみましょう!