さまざまな雇用形態があるなかで、主婦に人気があるのはパートですが、最近では派遣社員として働く女性も多くなってきました。
派遣社員は家事・育児に専念したい女性や、短時間勤務でもそれなりの収入が欲しい女性にぴったり!
人によってはパートよりも働きやすいんです。
この記事では主婦が派遣社員として働くメリット・デメリットに言及していきます♪
働き口をお探しであればぜひ最後までご覧ください。
派遣社員という働き方
正社員や契約社員、またはパート・アルバイトの雇用主は勤務先の会社(直接雇用)です。
それに対して派遣社員は、派遣会社に雇用されて勤務先に派遣されます。
間接雇用という特殊な雇用形態であり、お給料は派遣会社から支払われます。
仕事を始めるには派遣会社への登録が必要です、一般的な採用方法ではなく面談やスキルチェックが行なわれます。
よほどのことがない限り登録を断られる心配はありません。
派遣会社に登録すると、経験やスキルに合うお仕事を提案してもらえます。
希望の職種や勤務地、または勤務時間など働く上での条件については事前に相談に乗ってもらえるため、引っ越しなどで見知らぬ土地で働かざるを得なくなっても安心です。
派遣社員のメリットやデメリットについて
お仕事を紹介してもらえる派遣社員は、融通が利きやすく働きやすさ満点。
しかしメリットだけではなくデメリットもあります。
派遣社員として働くメリット・デメリットに注目してみましょう。
メリット1:時給が高い
派遣社員の給与形態は、パート・アルバイトと同じく時給制です。
しかしパートよりも高時給であるケースがほとんどで、同じ勤務時間であっても手取り額は多くなります。
地域にもよりますが、時給1,000円以上の求人はかなり多め!
経験者やスキル保有者であればさらに条件がよくなります。
メリット2:福利厚生が充実している
パート・アルバイトだと正社員との格差が大きく、福利厚生を受けられないことも珍しくありません。
しかし派遣社員は、派遣会社の福利厚生が使えます。
また働く条件によっては派遣会社の社会保険に加入できるため、扶養から外れることを検討している人にもおすすめです。
メリット3:契約更新が自由
派遣社員は1~3ヶ月の契約期限。
更新するか満了するかは事前に相談でき、別の派遣先を希望する場合は更新しなくてもOKです。
派遣された部署が合わない・もっと条件の良い会社で働きたいという場合、労働条件についてコーディネーター(派遣会社の担当者)に相談できます。
デメリット1:昇給のチャンスは少ない
派遣社員は元々の時給が高いものの、仕事に慣れてスキルアップした場合でも昇給する可能性は少ないのです。
またボーナスが支給されることもありません。
ただし給与に関する相談をすれば派遣先とコーディネーターの間で調整が行なわれることも。
職種や実績によっては待遇が変わる可能性はあります。
デメリット2:契約更新は必ず行なわれるわけではない
派遣社員は基本的に、3ヶ月で契約満了となります。
契約を更新するかは派遣先・本人の合意が必要です。
もし長期的に働きたいと考えていても、契約が更新されないことはザラにあります。
また同じ部署に務められるのは最長3年までで、それ以降は別の部署に派遣されるか、契約満了となるかです。
次の派遣先が決まるまで期間が空く可能性も。
契約更新されない場合、次のお仕事について早めにコーディネーターに相談しておきましょう。
デメリット3:希望のお仕事に出会えないことも
派遣会社はさまざまなお仕事を紹介してくれますが、100%希望の条件に合うかは微妙なところ。
条件が細かいほど適したお仕事は少なくなるため、ある程度の妥協が必要になります。
また人気の職種(デスクワーク・軽作業など)はすぐに人員が埋まるため、派遣会社の選考で落ちてしまうケースがあります。
仕事と育児を両立したい女性にぴったり!
派遣社員はパート・アルバイトに比べて安定性は劣ります。
3ヶ月毎に更新が行なわれれば長期雇用の可能性はあるものの、確実ではありません。
しかし時給が高いという点はかなりのメリット!
短時間勤務でも稼げますし、出勤日数を調整すれば扶養内で働くことも可能です。
また福利厚生・社会保険などの待遇も良く、自分に合うお仕事も見つけやすいといえます。
派遣社員として経験を積むのもアリ
多くの企業・部署で働けるチャンスがある派遣社員は、経験・スキルを向上させたい人に向いています。
短期間であっても派遣先で経験を詰めますし、次のお仕事でもその経験を活かせるため、再就職にも有利なのです。
しばらく派遣社員として働き、ライフスタイルが変わったタイミングで正社員を目指すのもOK。
融通の利くお仕事を探しているなら、派遣会社に登録することを検討してみてはいかがでしょうか。