在宅ワーカーの需要が高まっている現在、初心者向きのお仕事も充実しています。
主婦の間でも在宅ワークが注目されていますが、働き始める前にどのような準備が必要かご存知ですか?
職種にもよりますが、基本的にパソコンとネット環境があれば在宅ワークは行なえます。
とはいえそれだけでは不十分!
取り急ぎ用意したパソコンのスペックが低かったり、ネット速度が遅かったりすると、業務に支障をきたす可能性があるのです。
この記事では在宅ワークを始めるための準備について詳しく解説していきます♪
在宅専用ならデスクトップPCがおすすめ
パソコンは業務に使用するほか、Web会議やチャットツールの利用には欠かせないアイテムです。
すでに所有している場合を除き、事前に購入しておく必要があります。
販売されているパソコンにはノートPCとデスクトップPCの2種類。
人気があるのはコンパクトで持ち運びしやすいノート型ですが、自宅でお仕事するならデスクトップ型の方が便利です。
デスクトップPCは本体とディスプレイが別になっていて、幅もあるため持ち運びには不便。
また置き場所に困るという理由から購入を避ける人も居るでしょう。
しかしデスクトップPCを使用するメリットはたくさんあります!
高性能のCPU搭載
パソコンは決して安い買い物ではありませんが、価格以外に注目すべきはCPUです。
CPUとはパソコンの頭脳のこと。
性能が高いほど情報処理スピードは速くなります。
たとえば画像編集や動画編集をする場合や、いくつかの作業を同時に行なう際、CPUが低性能だと処理に時間がかかります。
パソコンの動作が遅くて業務がスムーズに進まないということも・・。
ノートPCでも高性能のCPUを搭載しているモデルがありますが、価格は高めです。
同性能であればデスクトップ型の方がリーズナブル!
自宅から持ち出すことがないのであればデスクトップ型がおすすめです。
メモリやストレージが大容量
メモリはパソコンの記憶装置を指します。
メモリ容量が少ないと画面が表示されない・動作が遅くなるといった弊害が起こります。
ストレージもメモリ同様に記憶装置ですが、こちらは画像や動画、またはテキストファイルなどを保存できる容量を指します。
業務上多くのファイルを保存する必要があるなら、ストレージ容量は多い方が安心です。
デスクトップPCはメモリ・ストレージのデフォルト容量が多め。
もちろん外付けHDDなどで容量を増やすことも可能ですが、一般的な業務であればパソコン本体さえあればOKなのです♪
使いやすくカスタマイズできる
ノートPCはディスプレイとキーボードが一体型。
コンパクトではありますが、画面が小さくマルチ作業に向かなかったり、キーボードが打ちにくかったりする点はネックです。
本体とディスプレイ、キーボードが分かれているデスクトップPCであれば、自分が作業しやすいようにレイアウトできます。
机の下に本体を置いて、大きめのディスプレイを用意し、手のサイズに合うキーボードを接続することも可能です♪
在宅ワークでは何時間もパソコンに向かうことだって珍しくありません。
動かす必要がないのであれば、自分好みにカスタマイズできるデスクトップPCの方が役立つでしょう。
手軽さ重視ならノートPCも◎
デスクトップPCの魅力をお伝えしましたが、ノートPCでも十分に作業できます。
普段使いするならノート型の使い勝手が良いでしょう。
最近はデスクトップ型に劣らないほど高性能のノートPCも販売されています。
価格は高くなるものの、持ち運びしやすい点や省スペースであることを考慮すると、ノートPCを選ぶのも悪くありません。
またノートPCにはカメラがデフォルト搭載されているモデルが多め。
デスクトップだと別売りのWebカメラを購入する必要がありますが、ノート型にはマウス・キーボード・カメラなどが搭載済みなので、何かと手軽です。
インターネットは光回線がベスト
賃貸住宅のなかには無料のインターネット回線を利用できる物件も多くなりましたよね。
しかし通信速度が遅かったり、有線接続できなかったりする問題も。
もし在宅ワークのためにインターネットの契約をするなら、通信速度やセキュリティに優れた光回線がおすすめです。
光回線を利用するためには、プロバイダー(auひかりやフレッツ光など)と契約する必要があり、月額料がかかります。
また住宅に専用回線がない場合は工事が必要です。
とはいえ速度制限がないためどれだけ利用しても通信速度は速いまま。
Web会議を頻繁に行なう場合はもちろん、インターネットを利用するなら光回線を選択しておくと安心です。
プロバイダーによって月額料金や特典が異なるため、よく比較しましょう。
急ぎならレンタルWiFiもアリ
光回線を導入する場合は工事が必要になり、利用開始できるまでに時間がかかります。
場合によってはスマホの月額料が安くなるなどのメリットがありますが、光回線自体の利用料はお高めです。
今すぐネット環境を整えたい、または利用料金を安く済ませたいという場合には、レンタルWiFiの利用を考えてみましょう。
レンタルWiFiは工事の必要がなく、早ければ契約当日から利用可能です。
また小型ルーターを持ち歩けば自宅以外でもインターネットを利用できるようになります。
通信速度は光回線より劣りますが、手軽さではレンタルWiFiがおすすめ。
利用目的をよく考え、光回線かレンタルWiFiか、または賃貸物件備え付けのインターネットを利用するかを考えてみるといいですよ♪
生活空間とワークスペースは分けるべき
在宅ワークの一番のメリットは、外出する必要がないという点にあります。
コロナ禍だと他人との接触に気を遣いますが、自宅であればそういった心配もありません。
また普段着(または部屋着)で仕事できるのも嬉しいポイント。
女性は髪やメイクといった準備の必要がないため、出勤準備の時短にもつながります。
しかし自宅だからこそ注意したいのが「リラックスしすぎてしまうこと」です。
テレビを観ながら、または音楽を聴きながら働けはしますが、誘惑が多いと業務に支障が出てしまう恐れがあります。
だからこそ在宅ワークでは生活空間とワークスペースを分けることが大切です。
PCデスクがあるとラク
在宅ワークのためのスペースを確保するなら、PCデスクがあると便利♪
長時間の作業を考慮すると、低いダイニングテーブルよりも専用のデスクが最適です。
もちろん普段使用しているテーブルがあるなら問題ありませんが、なかにはプリンターが必要だったり、パソコン周辺機器を置く場所に困ったりすることも考えられます。
部屋の片隅にワークスペースを作り、集中して作業できる環境を作りましょう。
家族の出入りが多い場所は避けよう
在宅ワークは家族が自宅に居る間でも行なえますが、社外秘の情報を扱ったり、取り引き先の個人情報を扱うこともあります。
家族といっても関係者以外に漏らしてはいけない情報があるなら、できるだけ一人になれる空間を確保しましょう。
もし空いている部屋がないのであれば、寝室を利用するのも悪くありません。