WEBデザイナーはWEBサイトのデザインを担当する職業です。
デザインといってもイラストレーターとは異なり、HTMLやCSSなどを駆使してサイトのビジュアルを整えます。
WEBデザイナーはこんな人にぴったり!
・HTMLやCSSなどの知識がある
・こだわりが強い
・効率を考えて作業するのが好き(面倒くさがり)
専門的な知識が必要になるものの、独学で学んで就職する人も多数。
またこだわりが強い、面倒くさがりで効率を重視するなど、癖の強い人ほどWEBデザイナーに向いている傾向があるんです♪
今回はWEB業界で大活躍するWEBデザイナーについて詳しく紹介していきます!
WEBデザイナーの基本的なお仕事内容
WEBデザイナーは主に自社・他社のWEBサイト(ホームページなど)、アプリのデザインを担当します。
まず必要なのはサイトのレイアウトを決めること。
どの位置に何をどう表示させるか、サイト全体のビジュアルイメージを決定します。
そしてレイアウトが出来上がったら、HTMLやCSSなど言語を使用してデザインを行ないます。
HTML:サイトの土台部分(文字や画像など)を構成する
CSS:HTMLと組み合わせ、文章にデザイン(装飾)を施します
JavaScript:画像や文字のスライドなど、動きを加えます
HTMLとCSSといった言語はWEBデザインに必要不可欠!
独学またはスクールに通うなどして知識をつけておくことが大切です。
資格は必須ではない
サイトのレイアウトではPhotoshopやIllustratorといった画像編集ソフトを使用します。
写真の補正や画像作成などを行ない、ページのデザインを可視化したイメージ画像を作成するのです。
画像編集ソフトは操作が難しく、民間資格もあります。
とはいえ仕事をするなかで慣れていくのもOK。
資格は必須ではありません。
人数が多い企業であれば、WEBデザイナーとは別で「グラフィックデザイン」という担当者が居るケースも。
WEBデザインの基本となるHTMLやCSSの知識が多少なりとも備わっていれば、未経験者であっても採用される可能性があります。
WEBデザイナーの平均収入
WEBサイトのデザイン(見た目)を担当する重要な役割を担うWEBデザイナーは、平均収入がかなり高めです。
雇用形態 | 時給 | 月収 | 年収 |
正社員 | - | 37.8万円 | 453万円 |
派遣社員 | 1,790円 | 28.6万円 | 343万円 |
パート・アルバイト | 1,020円 | 16.3万円 | 195万円 |
※月収や年収は1日8時間×月20日勤務の場合で算出しています
正社員の年収相場は453万円と高水準。
WEBデザイナーは能力によって昇給が期待できる職種でもあります。
パート・アルバイトであっても高収入を目指すことは十分可能です。
WEBデザイナーのメリット・デメリット
WEBコンテンツの需要は高く、WEBデザイナーは安定している職業だと言えます。
しかしお仕事である以上、デメリットだってあるのです。
採用後に「想像と違う!」なんて事態にならないよう、WEBデザイナーとして働くメリットとデメリットを知っておきましょう。
メリット1:WEB制作に関するスキルが身につく
レイアウトを基にHTML・CSSなどを使ってデザインを行なうWEBデザイナーですが、その工程はWEB制作の一部。
ほかにもサイト設計や画面情報設計、プログラミングといった作業があります。
デザインしか担当しない場合であっても、他の部署と連携をとりながら作業を進めていくため、WEB制作に関する知識・スキルを養えるのです。
働きながらさまざまな知識が得られるのはメリットだと言えます♪
メリット2:能力が評価される
WEBデザイナーはサイトの見た目を担当するお仕事であり、センスが問われます。
また提案力・作業の速さといった能力は評価の対象です。
WEBデザインはとても細かい作業。
スピーディーに綺麗なデザインを作れる能力があれば、昇格・昇給のチャンスです。
メリット3:フリーランスの道が拓ける
WEBデザイナーとして働いた経験は転職・独立に役立ちます。
HTMLやCSS、またはそれ以外のプログラミング言語に精通していれば、フリーランスとして働くことも夢ではありません。
フリーランスは業務委託としてクライアントと直接契約できるため、より高収入が期待できます。
デメリット1:企業によって給与に差がある
WEB制作会社の規模は幅広く、ごく少人数の企業も珍しくありません。
会社によって待遇は異なり、同じ作業内容でも給与に差があるのはウェブ業界の特徴です。
就職する会社によっては、思ったより稼げないというケースも・・。
会社情報・求人情報をしっかり確認した上で応募することが大切です。
デメリット2:残業が発生しやすい
納期が迫っている・作業日数が少ないといった場合や、仕様変更があった場合などは、かなり忙しくなります。
ちょっとしたミスがサイトのデザインを崩す要因になるため、作業はかなり慎重に行なわなければならず、その分時間もかかるのです。
少数精鋭の企業・多くのクライアントを抱える企業はとくに残業が発生しやすいため、求人に応募する前によく考えましょう。
デメリット3:つねに勉強が必要
WEBデザインには流行りがあります。
またクライアントによって希望するデザインのテイストは異なるので、つねにWEBデザインに関する勉强が必要です。
まとめ|クリエイティブな仕事をしたい人に最適!
WEBデザイナーはものづくりが好きな人に向いています。
1ページのデザインを作るには、細かい作業を長時間続ける必要がありますが、出来上がったときの達成感は格別!
知識があればショートカットを使って作業効率化を図るのもOKです。
WEB制作会社の求人は多いので、自分に合う職場を探してみましょう♪